今は亡きあの人へ伝えたい言葉
2013年06月20日03時
社会が変化し、人と人との関係も大きく変わっています。
少し前には、「無縁社会」という言葉が広く話題になりましたが、最近は耳慣れてしまったせいか、一時期ほどのセンセーショナルな危機感は薄れているようにも感じます。
鎌倉新書では、この「無縁社会」の原因は、人の心が荒廃したのではなく、社会構造が変わってしまったことに起こってしまったことと考え、「無縁社会」を報じるのではなく、今を生きる人々の温かい心を報じていこうという思いで、「あの人に贈る言葉」実行委員会を組織して、2010年に、「あの人へ贈る言葉――今は亡き“あの人”に届けたい手紙――」を一般公募しました。
届いた手紙は、2,163編。その中から163編を選び、書籍にまとめたのが『今は亡きあの人へ伝えたい言葉』です。
以来、毎年公募して、すでに3冊の本ができました。
今年も、第4回の募集が終わり、今、実行委員が手紙を読んでいます。
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